少し長いお話ですが、興味のある方はご一読下さい☆
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テレビのドキュメンタリー番組で白人の5人家族(夫婦、長女、次女、長男)が、寝る所が無くて夜間にトボトボと歩いていた子供と同じハイスクールに通う大柄で太った黒人男性の生徒を援助した話が放送されていました。
黒人学生は読み書きも出来なかったのですが、身寄りがない子供を援助する教会からの圧力により、高校に入って来た生徒でした。育ったスラム街の家庭環境がひどくて、傷ついた心は彼を無口で静かな人間にしてしまっていました。学校では、読み書きも出来ないので、イスに座っているだけの問題生徒だったのです。知能IQの判定は、10歳児以下の評価でした。
白人の家族は、一夜だけ彼を信じて自宅に宿泊させた時に、彼の無言の中に在る心の優しさに氣付きました。そして、彼のこころの優しさだけを信じて、彼を家庭に引き取ったのです。家庭教師を付けて読み書きを教えれば、水が染み込むように文字を習得していきました。彼の体は非常に大きかったのですが、満足な食事も運動もしたことが無かったので、普通の肥満体だと家族は思っていました。
ある日、ホーガン投げの競技大会が町であったので、家族が彼を連れ出しました。その結果は、初めてのホーガン投げで地区の新記録でした。これに驚いた家族は、アメリカンフットボールの地元クラブへ彼を連れていきました。そして事前の体力測定で、100m走が10秒台だったのです。これにはコーチを始めとする全員が、ど肝を抜かれました。150kgを超える巨体が10秒台で走るのは、全米広しといえども稀有なことなのです。この後は絵に描いたような成功物語です。字も書けなかった生徒が、大学への無償入学。そしてプロのアメリカンフットボールからのスカウトです。契約料が10数億円。
この一連のドラマを見ていて、霊眼に浮かんで来たのは、とにかく最初から最後まで『彼の腸内の善玉菌の存在』でした。
TVでは述べられていませんでしたが、彼が寝る場所もなくシャワーも食事もせずに夜間にさまよっていた時、その横を家族の車が通り過ぎています。旦那さんが車に乗せてあげようと言いましたが、娘たちを抱える奥さんが怖いからと反対をしたのでした。でも、旦那さんの一存で引き返して彼を車に乗せた時に、家族は良い匂いを嗅いだはずです。
これは、彼の体内に居る善玉菌(=神様)の匂いです。
そして、彼が一夜だけ宿泊して去った後、家族は何か大切な存在(善玉菌)が消えた寂しさを全員が心に感じ取っていたのです。
また、彼の肉体は『腸内の善玉菌の活動により、どんな粗悪な食物も最高の栄養食に発酵変換されていた』のです。そして、善玉菌の活動は、彼の体内の「内筋(ないきん)」を強靭にしていました。
筋肉とは、外から見える筋肉は重要では無いのです。外側に付く筋肉は、逆に柔軟性を損ない、体力を低下させます。外筋は、柔らかいほど良い筋肉なのです。だから外見はチャプチャプに見えても、体内の筋肉が発達していれば強い人間です。
とにかく彼の幸運のすべては、彼の『腸内細菌』に原因が在ったと感じます。では、彼の腸内細菌は、どうして存在していたのか?
それは、彼の『こころの優しさが産み出した存在』だったのです。彼のこころの波長から産まれたのが、善玉菌=神様だったのです。
要は、人間は体内細菌に支配されているのです。運命も変わります。
泊まる場所も無かった青年が、数年後に10数億円を得るのですから、この世の現象は常に簡単に変わり得るのです。この体内細菌の視点で考察すれば、ガンを始めとする現代医療の問題点がすべて筋道が付きます。
問題は『体内細菌は、こころから産まれると言うこと』なのです。
これさえ理解できれば、新しい世界が広がります。体内細菌が一番僖ぶことばは、これです。
『 生かして頂いて ありがとうございます 』
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■スーハを調べてみよう!
【今週の参考入力コトバ】
(名前+生年月日)のカラダが僖ぶことば
*不摂生をしても絶えずはたらいてくれているカラダさん。今、一番感謝すべき存在は近過ぎて当たり前過ぎて、お礼のことばを忘れてしまいがちです。